AIR LIVE 　2000/6/19　osaka IMP Hall
　　　　　　　　　　

　いや〜、ＡＩＲライブ、間際まで誰といっしょに行くか確定してなかったんスけど、結局トオルといっしょに行くことに。
　　　　ＤＡは、まあまあ聴いてるけどＡＩＲはあんまり聴いてなかったトオル。
　　　　「めっちゃくちゃ上手なドラムが見れるからさ〜」ってことで連れてったんですが・・・。

　　　　あんまり混んでない後方中央に陣取って、舞台を見上げて・・・・ヤな予感・・・(ｰｰ;)
　　　　舞台から音が流れはじめ、客席の前の方が揺れ始めて＜ヤな予感的中＞！！

　　　　「佐野さんが、じぇんじぇん見えにゃいぃ〜〜！！」｡･ﾟﾟ･(>_<)･ﾟﾟ･｡

　　　　トオルもワタシも必死に背伸びしたり飛びはねたりしたけど、見えるのは、
　　　　揺れるシンバルとスティックの先っぽのみ。あああ・・・・・ガックシ(/--)/
　　　　でも、右の方のＡＩＲさん、左の方の渡辺さん（ベース）の上半身は、かろうじて見えた。

　　オープニングは『ＥＶＥＲＹＴＨＩＮＧ、ＯＲ　ＥＶＥＲＹＯＮＥ　ＡＮＤ　ＥＶＥＲＹＴＨＩＮＧ、ＯＲ　ＰＥＡＣＥ』
　　　　ＵＳＨＩＯが最初に買ったＡＩＲのアルバム『ＭＹ　ＬＩＦＥ　ＡＳ　ＡＩＲ』からのナンバー。
　　　　曲がはじまるとほとんど全員が飛び跳ね状態になってるので、トオル驚いたようである。固まっている・・・。
　　　　この曲は家でもよくかけていて、ススムなんか一緒に歌ったりしてたんだけど、トオルはじっとしたままだ。
　　　　♪ＰＥＡＣＥ〜、のとこでみんな高々とピースサインを掲げてて、ＵＳＨＩＯもやりたいんだけど、
　　　　我が子が横にいると、なんか恥ずかすぃ〜。飛び跳ねもちょっと自粛ぎみ。
　　　　トオルに「ほら、ピースってやってみ」とすすめてみるも、おずおずと斜め下４５度くらいに手を出しただけ。
　　　　やっぱ、この大音響と周りの熱狂ぶりは、子供には「恐怖」なのかも・・・。

　　『ＭＹ　ＬＩＦＥ　ＡＳ　ＡＩＲ』と『Ｕｓｕａｌ　ｔｏｎｅ　ｏｆ　ｖｏｉｃｅ』の、２枚のアルバムしか持ってないんだけど、
　　　　結構、ライブナンバーはその２枚の中のが多かったようです。

　　　　歌い始めてから「あれ、この曲聴いたことあるみたいやけど、違うか〜？」と思ったら、
　　　　ちょっと高音部分を削ったアレンジされた旋律になってたり、って感じが多くて、
　　　　ＡＩＲさんノドの調子イマイチ良くなかったのかもしれないですね。
　　　　アップテンポの曲は気にならなかったけど『Ｙａｗｎ』とか、静かな曲は高音出ないのがつらそうだった。

　　　　でも、マイ　フェ〜バリットな曲『Ｙａｗｎ』には、それでも泣かされかけて、必死でこらえたもんね。
　　　　（1人で行ってたらきっと泣いてたね）
　　　　メッセージ色の強い歌詞のものにも、すごく納得させられてしまうけれど、
　　　　こういう内面的な静かな歌詞で、「納得」ではなく心の琴線を「共鳴」させてしまうところも
　　　　実はＡＩＲの一番すごい才能なのではないかと思うのです
　　　　いや、ライブ初体験者が生意気言ってますが・・・。

　　まったく、ぜんぜん、ひと目も見れなかった佐野さん(T_T)。　でも、音は期待以上でした。
　　　　全体的なロックサウンドとしての音量は、かなりの轟音で、会場の観客の歌う声とかも激しいにもかかわらず
　　　　今まで見に行ったライブの中で、一番「ドラムの音がクリアに聞こえる」ライブだった。

　　　　特に、ハイハットの切れの良さといったら！！　たぶん、わずか数ミリ単位の開け閉めの調節だけで
　　　　シンバルの打音が何色にも色を変えていくんですよ。もう、それだけで鳥肌立っちゃったよ。
　　　　クラッシュもライドも然り。たぶん（・・・って見えないからさぁっ(怒））スティックの当たるほんの少しの位置や角度の差で
　　　　ホールじゅうにひびくシンバルの音が、ホンマに何種類もに変化するんだよ〜〜。
　　　　（以下、スネアもBドラも・・・・・・同文(;^_^A ）　
　　　　しかも、こんなにハッキリと突き抜けて聞こえてくるドラムなのに、全然うるさくなくって、
　　　　かえって他のロックバンドのドラムに比べて、バンドサウンド自体に完璧に溶け込んで一体化している。
　　　　もぉ〜すごすぎ〜る、佐野さんって天才！！　（おっと、それに負けてない渡辺さんも、天才(;^_^A ）

　　　全然ＡＩＲの音楽性とカンケーない「お笑いネタ」ですが、『ＴＯＤＡＹ』と『雪の降る町を』って似てると思う(爆)。
　　　　♪〜メロディーにのせて詩を書くことも・・・、ってあたりが　♪〜この思い出をこの思い出を・・・ってとこと
　　　　似てると思うの〜〜。もっちろん偶然だと思うけど、曲調があまりにも違うだけに、
　　　　ひとり聴きながら笑いを噛み殺してるワシ(;^_^Ａ　。

　　　　『ＫＩＳＳ　ＭＥ　ＡＧＡＩＮ』あたりから、ＵＳＨＩＯ親子もヒートＵＰ！！
　　　　時々「疲れるぅ〜」と座ったりしてたトオルも立ちあがって、びみょーにズレてるけど一応リズムに合わせてるらしい
　　　　踊りをはじめた。な〜んか不思議な踊りやで。
　　　　・・・・・・不思議な踊り？？　うぉっつ、マジックポイントを吸い取られる〜〜。（注：ドラクエ参照(爆)）

　　　　二人、本格的に踊りはじめたところでやってくれた「待ってました！」の『ＫＩＤＳ　ＡＲＥ　ＡＬＲＩＧＨＴ』。
　　　　Ｄｒａｇｏｎ　Ａｓｈからさかのぼる形でＡＩＲを知ったファンにとっては、記念すべき曲だし、
　　　　「これは一緒に歌うんだい」と決めてきてる曲なわけですが・・・・・・佐野さぁん、テンポ速すぎるってぇ（泣）。
　　　　歌うどころではない超高速の「ＫＩＤＳ　ＡＲＥ　ＡＬＲＩＧＨＴ｣。これじゃ早口ことばだよっ。
　　　　しかたないっ、踊っちまえぇ〜〜いっ！！　・・・ＵＳＨＩＯ親子は狂乱の踊りを踊った。ＭＰが１０あがった(爆)。

　　『LIBERAL』　これは初めて買ったAIRのシングル。歌詞のすみずみにまで、伝えたいことがあふれている歌。
　　　　次のアルバムは、こういう方向性になるわけですよね。「Usual　tone〜」も音的には好きなアルバムだったけど
　　　　やっぱり「MY　LIFE〜」のように、パシッっと一本とおった主張を決めてくれるのがAIRの真骨頂でしょう。

　　　　ただ主張を押し付けるだけならけっこう簡単で、曲の巧拙を問わねばだれにだってできる。
　　　　高い音楽的な完成度とメロディーやビートの親しみやすさを兼ね備えながら、妥協のない主張を説くことができるのか？
　　　　かなり難しいことだろうけれど、今それをロックの手法で出来るのは、やはりAIRしかいないだろう。
　　　　そして、それがどんなに踊りたくなるような心地よいロック音楽に仕上げられていたとしても
　　　　聴く側も、ただ受け入れるだけに甘んじていてはいけないのだと思う。　（いや、踊るときは踊っていいけどね(;^_^Ａ）

　　　　♪　その目で　Ｆｉｇｈｔ　ｆｏｒ　ｙｏｕｒ　ｒｉｇｈｔ、その手で　Ｆｉｇｈｔ　ｆｏｒ　ｙｏｕｒ　ｒｉｇｈｔ　〜〜

　　　　そう、やはり真実を見つけるのは自分の目であり、真実をつかみとるのは自分の手なのです。
　　　　ＡＩＲがＫＩＤＳたちをずっとそういう方向に導いて行こうとしているのならば、
　　　　ワタシも微力ながら、これからも応援しつづけていきたいと思いました。

　　　　次は、８／１４（土）　大阪舞洲　『ＲＵＳＨ　ＢＡＬＬ』で、またＡＩＲのライブが聴けます。
　　　　（Ｄｒａｇｏｎ　Ａｓｈも一緒に出るんだよお！　すっげーや！）　よかったら、みんなも聴きに行きませう。
　　　　であであ、ライブレポはこれにて終わり〜〜。　　あっとＡｉｍｙさん、ＳＥＴＬＩＳＴありがとうございます(^_^)ｖ。

　　　　　　　≪SET　LIST≫　提供　Aimyさん（コメントも）　

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