Dragon
Ash Tour ~Freedom
of Expression~
1999/9/7 in Zepp Osaka by USHIO
≪子連れドタバタライプレポート≫ (レポというより「子供連れの目」で見たDAライブについての雑文です。)
ホントなら、この夏はもう2回もDragonAsh見に行ってるはずなのに、
ムチウチとダンナの休日出勤のおかげで、なんと今日が、この夏初めてのDAライブ。
しかも、やっぱしダンナは深夜まで仕事のため、子供二人連れての出撃です。(チケット3枚頼んどいてホント良かったよぅ)
平日なので、学校の宿題や時間割をやり終えてから家を出たら
けっこうギリギリの時間になってしまいました。
ほんとは5時半くらいにZeppに着いて途中で買ったハンバーガー道端で食べながら
携帯でAimyさんたちに連絡取るつもりが、もう駅に着いたら5時50分。
会場前は混雑してるだろうから、駅の敷地内の奥まった階段のところで夕食。(駅員さんの不審の視線を浴びつつ(;^_^A
食い終わって、速攻でZeppに走ったら、ちょうど入場が始まったところで
「GREENSスタンプの60番代」のチケットを振りかざして、 先行チケの列にすべりこむことができました。
前でダイブするわけでもないのに、なんで早く入場したかったかというと、
子供には、後ろのスペースの中でも、バーにつかまって見られる場所が
一番楽なんじゃないかな〜と、前回来たときに見当つけてたから。
前回のZeppや、HeatBeat、クラブクアトロなんかでは、たぶん子供連れは見かけなかったと思うんだけど、
今回、少なくとも(うち含め)3組の子供連れが来ていたようです。
そのうちの一家族は、ワタシたちのしがみついてたバーの後ろのエリアに居たみたいですが、
バーの真ん前じゃない人波の中に居たら、子供にはほとんど舞台は見えなかったんじゃないかなあ。
いや、バーにしがみついて背伸びしてても、真ん前に来る人の身長によっては
全てが暗黒に包まれてしまいます。(ワシ 154cm、子供ら140cm代・・・180の奴が来たらもうオシマイ(T.T)
開演前まで、一番後ろブロックは平和だったんですけど、なんとある男の子達の一団が
信じられないことに、1ブロック前のスペースで車座になって、タバコ吸い始めた!
おい! テメーら、あそこの「禁煙」って文字が読めんのかいっ!
・・・っつって注意したいのはヤマヤマだけど、相手はでっかい男集団。こっちはしがない子連れ主婦。
もちろん、ほかの女の子たちも怖くって見て見ぬふり。
でも、見てみぬフリのままは悔しいよなぁ。子供の教育にも良くねえよ、このテのルール違反は。で、一計・・・
「トオル、あの非常口の上の赤い看板、なんて書いてある?」
うちのトオルは視力1、5のうえに、超音波のような大声の持ち主なのさ。
「え〜と・・・禁煙!」
「なんて? もう一度読んで」
「き〜ん〜え〜ん〜!!」(←めっちゃ大声)
「な〜んや、小学生でも読めるのになあ〜」
喫煙集団と視線を合わす勇気はないので、トオルの声にどんな顔で反応してたのかはわからないけど
しばらくあとでそ〜っと見たら、タバコを吸うのはやめていました。
しかし、ホールでタバコは、ちょっとシャレにならんと思うよね。
そんなこんなで、BGMの『ジャクソン5』聴きながら待つことしばし、
舞台に照明がついて、歓声と共に現れたのは本日の諸注意係『Greens』(イベンター会社)の職員の方。
ペットボトルを投げないで、とか体力が持たなくなった方はすみやかに後ろへ、とか
たぶん初ライブの人が聞いたら不安になりそうな事項の連続。
でも、うちの子供らが反応したのは「飛ぶ人は〜」とか「飛んできた人は〜」っていう
ダイブする人に対する注意のところ。おい、なんで天井見上げてんの、あんたたち!?
こいつら完全に勘違いしてるわ。誰かが ヒュウゥ〜〜ン! と空飛んでくると思ってはる。
んなアホな、猿之助歌舞伎じゃあるまいし、そりゃナイナイ。
(しかし、建志くんの登場が宙乗り・・・っつ〜のも面白いかも。『DragonAshイリュ〜ジョン』とかさ(;^_^A
)
舞台装置がめっちゃカッコ良かった、今回。
中央奥に、でっかいメタルな感じの百合の紋章があって、最初それだけかと思ってたら
照明ついて見たら、舞台セットの金属枠(なんていう名称なのかな?)が、三重に組まれていたんですが
その一つ一つの左右カド位置にも小さな紋章が、それから一番手前の枠のまん真ん中にも紋章がついていて
それぞれが照明の光の色を反映して輝きを変えて、すごく綺麗でした。
どこかのライブのレポにもあったけど、建志くんはヘルメットかぶって登場。
サクちゃんの髪型が変わって「ぼあっ!」(←?)ってなっていた。(前のティーくん髪型が好きだったのにィ(T.T)
イクゾーさんは雑誌なんかで見る、ドレッドっぽい髪型。BOTSくんは、相変わらず、もっつなぼっつ(いみふめい(;^_^A
)
曲順は、だいたい今度のツアーの他の会場でのレポートと同じでした。
USHIOは本来、ロック派なので、Hip‐Hop系の曲はじっくりを歌詞を聴く感じで体力温存。
やがて後半にくる、パンク・チューンに備える。
ワタシらの目の前に、180くらいある男性と、頭のてっぺんにヘンなマゲを結った女(二人はカップルではありません)
がやってきて、また全てが暗黒に包まれる。
・・・背ぇ高いのは仕方ないけど、腹立つのはマゲのねーちゃん! なんでライブにそんな髪型してくるんじゃ!!
サクちゃんが見えなくなって、ススム涙ぐむの図。(うちの子供ら2人ともドラマーなので、サク目当てです)
トオル、頭を振ってノリノリかと思いきや、器用にみんなと一拍ずれて、
人の頭の間から、サク師匠の姿を見ている模様。ん〜、キミのそのリズム感がワシには信じられないよ(-。-;)。
『ヒューマニティー』では、イクゾーさんの人文字(・・・とは言わないか?)見て
ちょっと、やってみたりする子供たち。でも、「M」「I」「D」はいいけど、「N」が難しい。(ワシも出来にゃい)
真ん中あたりで、ゆったりカリブな(?)アレンジになってる
『Public Garden』にちょっと驚き。なんだか、そのあとの『Dark Cerrys』と兄弟みたいになってた。
ライブの大詰めは、待ってました(USHIO的には)な、パンク・ナンバーの連続。
ヘッドフォンを取って水を得た魚のようにハジケるサクちゃんと、
ドラムの台んとこに跳び乗ってサクちゃんと顔見合わせて弾くイクゾーさん
・・・という、USHIO的にいうと「ベスト・ショット」(o(^^o)
(o^^o) (o^^)o キャ〜キャ〜♪)な場面の連続。
前回(4/9)もそうだったのかもしれないけど、今回は、クリアシェルのバスドラ越しに
サクちゃんの短パンから伸び出した御脚(おみあし)が、ちらっと垣間見えて、より一層「きゃ〜ん♪」デスぅ。
♪〜サクちゃんの〜ひざっこぞ〜♪〜サクちゃんの〜ふっくらはぎぃ〜(←歌うなっちゅうに〜(;^_^A
)
ここに来て、トオル・ススムにもやっと 「飛ぶ人」の意味が判明。
いや、飛ぶというより、人の上を転がされ流されて行くっつ〜感じですが。
ワシらはもちろん飛ばないけど、ちょっと跳んでました。(超高速その場跳び)
パンクナンバーはほとんど歌うオレ。(それって変かな?) いや、パンクだからっていうんじゃなく
後方では、あまり歌ってる人自体が少ないので、ちょっと勇気が必要だったけど。
『Mustang a GoGo!!!』の、スタッフさんのハズレた歌もおもしろかったよ。
マスタング〜では、Go〜Go〜Go〜、のところで思いっきし跳ねる。スカッと爽快!!
あーんど、マスタング〜を叩いてるときの楽しそうなサクちゃんが最高!!
ライブの(いちおうの)ラストナンバーは『Viva la revolution』。
これも、もちろん思いっきし、一緒に歌った。一緒に揺れた。
New アルバムの中では、やっぱり一番好きな曲、共感できる歌です。
これもやっぱ、本当は建志くんと同世代・若い世代に向けた曲だけど、
去年初めて社会に出たに等しい私にとっては、やっぱり、自分をも応援してくれるように聞こえる。
♪〜無責任に描いた夢も過去の話 今じゃもう
鳴りやまない頭痛のたねは増え 膨らみ出す時間の波におびえ
逃げ場探す暇さえなく刻一刻と刻む流れに揺られ〜♪
↑のとこなんか、もう「そうそう、その通りだよ」って自分の現在を投影したりなんかして。
いろんなこと、それなりに大変なことを目の前にしても、いちおう、投げ出さないで、がんばって、
またこのライブの場所に居られて、一緒に跳べて一緒に歌えることの幸せ。
♪〜ここに立ってる意義がほしかった だから僕達必死で戦った
勝ちとった 小さなプライド ポケットにつめこんで
またここに立ってみる すこし誇らしげな顔の自分がいる
満面の笑みを浮かべているキミ達がすぐ目の前に見える〜♪
これ、「僕達」が私たち観客のほうで、「キミ達」をDragonAshのメンバーに置き換えてもOKなくらい
DAのファンみんな、毎日をポジティブに生きていけたらいいな(自分含め)と思います。
アンコールは『Future』『アイスマン』そして『fever』。
アンコールに出てくるとき、イクゾーさんだけでなく、建志くんも上半身裸だったす!!。
細身だけど華奢ではない、均整の取れた美しい裸身でした。(ぐふふ・・・ええもん見してもらいましてん(^_^)v)
ワシらの場所からじゃ、テンにしか見えなかったけど、腕には百合の紋章のtatooがあったそうです。
アンコールの曲は全部好きな曲ばっかりで、もちろんずっと跳ねっぱなし。
オーラスの『fever』の前奏。おなじみ、建志くんの「say ho−!」が出たとたん
トオル、目を輝かせて、ひとこと 「パラッパ・ラッパーやっ!!」(トオルはパラッパの達人である)
(建志くんに質問・やっぱ元ネタは、パラッパー?)
「ho-ho-ho−」の応酬は今日も最高潮に達し、でも、跳びながらも「これで終わりやなあ」
という一抹の寂しさもあり。(これがオーラスって定番になってますもんね)
『fever』の力強いドラムのビートに、また今回もウルウルしそうになりました。
ああ〜ん、終わってほしくないよう、いつまでも続いてほしいよう。
・・・・と、いつも『fever』のラストでは、祈ってしまうんですよね。(でも、やっぱり終わりは来るけど)
ライブ終わって、わりと早めにロッカー室に向かい
「このへんで待っててね」って通路に子供らを残してカバン取りにいったら
・・・・・・出てきたら、通路は大変なことになっていた!
人がほとんど隙間なくギュウギュウ詰めになっていて、150cm無い子供の頭なんて
どこにあるんだか、さっぱり見えやしない。
う〜、マズったぁ〜! ロッカーの中が混雑すると思って待たせたけど、
外の混雑のほうがひどかったよ。手ぇつないで、連れて入ったほうが正解だったのかぁ!
人の流れは強力に出口とロッカー方向に渦巻いていて、
なかなか逆方向には進めません。たぶん2〜3分、名前呼びながら人波に逆らってた間に
10年分は寿命縮んだ気がします。
一瞬、人波に押しつぶされて窒息してるんちゃうかって、マジで心配したもん。
なんとか空いてるところを抜けて、飲み物のカウンターの方に回っていったら
鏡貼りの柱の影に、二人で身を寄せ合って隠れていました。
なんだか、石ころを持ち上げたとき裏にひっついてるちっちゃいダンゴ虫兄弟のようだった(;^_^A
。
そんなこんなで、物騒なところは早く離れようと、
ツアーGOODSも買わず(まこTシャツ欲しかったのにぃ〜(T.T))、Zeppを離れたので
結局、Aimyさんには会えずじまいになってしまいました。
帰り道途中でfever君ことたかぼんから携帯に連絡もらって、はじめてそのことに気付いたワタシ・・・。
fever君とは、開演前に声をかけてもらって会えた(ありがとぉ〜(^_^)v)けど、
ほかの方と会えなかったのが、本当に残念。
次回(っていつだっ!?)は、もうちょっと余裕持って行くようにして、みんなと会いたいです。
たぶん、次回も子連れですが・・・・(;^_^A
今回、不届きな「喫煙軍団」なんかも少数居ましたが、
行方不明中の子供たちに「よくがんばったな」って声をかけてくれた
やさしいお兄さん(知らない人だったらしいです)も居たそうで、
やっぱり、DAファンの大半は昔と変わってないんだなぁ、と嬉しかったです。
これで「陽はまた〜」が聴けたら、もう最高だったんですが・・・いや、ま、ね(;^_^A。
家に帰りつき、アンケートやチラシの束の中に、ツアーGOODSの通販チラシを発見。
やった〜、「まことくんTシャツ」、通販で買うんで〜いっ!
♪〜サクちゃんの〜ひざっこぞ〜♪〜サクちゃんの〜ふっくらはぎぃ〜(←一種の病気なので許したってくれぃ(^∧^))
サクちゃんの華麗なドラミングを頭の中で反復しつつ、しあわせな眠りにつくUSHIO親子でありました。
・・・・・・・・・・・・・ところで、お父さんの分の夕食(ハンバーガー)は??・・・・・・・・・・・・・w(x_x)wドテッ!
終劇 (おしまい)
≪Dragon Ash 初心者のための説明≫(長年のファンの方はこの解説は気にしないでね)
サクちゃん(まことくん)=桜井誠くん ドラム (ひそかに『Beat Kids』の英二君のモデルだったりします)
建志くん= 降谷建志くん ボーカル (俳優・古谷一行氏の息子さん。才能あふれる若手ミュージシャン)
イクゾーさん=馬場育三さん ベース (一人だけ30代の年長者。でも、すごく若く見えるし麗しいお姿です)
BOTSくん=BOTS(ぼっつ)くん DJ (建志くんと親友。途中加入だけど、今やなくてはならないメンバー)