映画公開前の日記より
■2001/05/05 (土) かわいいフロド君は50歳?
映画化の企画がある、ってことは少し前から知ってたんですが、
今日になって初めて「指輪物語」の実写映画予告編を観ました!
公開はまだまだ先、今年のクリスマスだそうですが、映画の公式サイトでは
早くも「予告編」が公開されていたんです。(知らんかった〜(;^_^A)
実は、ほぼ20年前からの指輪ファンであるワタクシ、当時公開された
とっても『しょぼい』アニメ映画を観たことがあるのです。
アニメのくせに労力ケチったのかほとんど実写フィルムを使っていた箇所があったり、
ストーリーは中途半端で終わってるし、キャラクターデザインもカッコ良くなかったし、
まあひとことで言って「イマイチ」な映画でした。
そのことがあるので、今回の映画も、期待30%・不安70%くらいの比率だったのですが、
予告編を観てから「期待80%・不安20%」に数値変更しました!
やっぱSFXの発達というのが大きく影響してるんでしょうねぇ。
以前なら実写では再現不可能だっただろう想像上の生物たちも、本当に存在するかの
ような質感を持って、画面上に再現されているし。
まあ、キャスティングに文句が全然ないわけじゃないけど、少なくとも主人公のホビット
フロド・バギンズ=イライジャ・ウッド、という配役は、ワタシ的には大いにオッケーです。
なんかイイっすよ〜、イライジャ=フロド君。けなげな感じが出てるし、かわいいし。
……と、「かわいい」とか書いてて、ふと気付いたんですが、「一つの指輪」を携えて
旅に出た時点でのフロド・バギンズ氏の年齢って、確か50歳だったのでは??
う〜〜ん、小人だからアリなのかなぁ……かわいい50歳ってのも(;^_^A。
■2001/05/09 (水) ピピンがお気に入り♪
「指輪物語」全6巻(文庫版)を読み返してる途中です。
最初は、すこしずつだけど一巻から順に読んでたんですが、
3巻の次、どうしても5巻が読みたくなって、4巻を飛ばしてしまいました(汗)。
だって4巻には「メリーとピピン」が出てこないんだもん。
「指輪物語」は小人族ホビットのフロド・バギンズが主人公ですが、
私のお気に入りは約二十年昔から変わらず、フロドの年下の友人たち
メリアドク・ブランデーバック(メリー)とペレグリン・トゥック(ピピン)のコンビ。
メリーのほうは、ローハン王国の「盾持つ乙女」エオウィン姫(もちろん、エオウィンも
超お気に入りです♪)と共に指輪の幽鬼ナズグルと対決したり、
物語のかなり重要な役どころを演じています。一方のピピンは、
ドワーフの廃墟モリアの底知れぬ深井戸に好奇心から小石を落としてみたり、
冥王サウロンの思念とつながっている宝玉を覗いてしまったり、
「つい、やっちゃいました〜(;^_^A」な感じの失敗を次々としでかす
トラブルメーカー的な存在。
だけど、二人の中ではピピンのほうが、よりお気に入りかも。
魔法使いガンダルフいわく「ばかだけど、正直なばかだ」(←かなり要約してます)
と表現したような「愛すべきおばかさん」な所が可愛くって大好きなんです。
そういえば、多感な(?)少女だった高校時代には、ダントツにエオウィンのことが
一番のお気に入りだったのに、今回は(好きではあるけど)そこまで共感する気持ちにはならず
「ピピンかわい〜〜♪」っちゅう気持ちのほうが強くなってるってのは、
やっぱり、私がオバサンになっちゃったせいなんでしょうかねぇ(^^ゞ
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