OWL アコースティックライブ
in 天満DICE 2000.2.20
注:これは「ライブレポ」という仮面をかぶった「エッセー」(たぶん)ですので、そのつもりで読んでね(;^_^A
あーんど、単行本「Beat Kids2」には「ゲンタのモデルは秘密」って書いてたくせに
あっさりホームページでバラしちゃったことを御詫びいたします。・・・でも、みんなも、知りたかったっしょ?(爆)
曲順:
ユウレイのうた★
In the world’s end woods★
K
シトロン★
Even if you love somebody
百年ののち
タイトル知らない曲(^^;)
夏の日☆
Sunday Goody Penguin
アンコール fresh clean & sweet
演奏: Vo&G げんた / G&時々ハモリ(笑) 伊藤保
ほんっ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっとに久しぶりだぁ〜、OWLのライブ!!
去年6月の京都「都雅都雅」以来だもんなあ〜(T.T)
今回、直前になっていつもの「連れ」のいけぴょんがみじゅきちゃん(娘さん)の風邪で行けなくなり
急遽ナンパしたKUMI姉さんも都合悪くて行けない・・・・ってことで、これもほんっと久々に、一人で行くことにっ!
自慢じゃないけど、ワタシには、方向感覚がありましぇん。<確かに自慢じゃない(T.T)。
Msさん(OWLの事務所)のHPに地図があることを見落としてて、らいむさんのBBSで道順を尋ねたら、
まなみさんが親切に教えてくださいました。どうもありがとうございました〜♪
そんで、MsさんのHPにあった地図もGETして、これでもう大丈夫!<・・・なのか(・_・?)?
「JR天満」も「地下鉄・扇町」もどっちも降りたことない駅だったので、余裕を見て家を出て、
まなみさんに教わったとおり行ってみると、たぶん言われてなきゃ気付かんかったような
狭い通路の奥に目的地「DICE」がありました。良かったぁ〜、すぐに見つかって。
・・・・・・でも、ちょっと早過ぎじゃねえかな・・・七時前って・・・ <OWLの出番は八時半(爆)
ま、対バン見るのも楽しみの一つなので、しばらく商店街をひやかした後、開演前にライブハウス入り。
OWLの前にやらはったのは、「FILM ACO FLAME」というバンド。
女性ボーカルと女性キーボードと男性ギターのアコースティックトリオでした。
でも、アコースティック・・・というには、かなり激しいサウンド、っつーか、歌い方で。
ボーカルの女性、なかなかキリリとしたいい顔立ちだし、声もピーンと張っててとても好感が持てました。
最近の流行り系のかぼそい高音じゃなく、中音域にも芯の通った落ち着きのある声なのが高得点。
歌詞もけっこー胸をグサッと突いてくるようなのがあって、ちょっと「女げんた」風?
・・・とか言っても、容姿の方は最初にちらっと見えただけで、あとはお客さんが混んでて見えなかったので
美人かどうかは定かでないですが・・・<ってことは、げんたさんは「美人」ってことか?
「草の匂い」って曲がとても印象的でした。
〜♪ともだちなんか なれなくても 会えますか? 会いたいなんて 言わなくても 会えますか?〜
↑こんな感じの歌詞に 胸をぐさぐさーっと、ね(^-^;。
あと「キミを監禁したい」ってタイムリーすぎてアブナイ歌詞の歌もあったなあ。(爆)
アコースティックにしては伴奏の音が激しすぎて歌詞が聞き取りにくい部分もあったけど、
ワタシ的には、けっこー良いバンドでした。<OWLのファンだって言ってたし。<それでかい!?
で、ついに登場我らがOWL。(ワタシのOWL、アナタのOWL、みんなの・・・・・・これ、前回のレポでもやったやん(-。-;)
前のバンドがやってる間、壁際の椅子に座ってたら、だんだん観客の背中ばっかで
なんにも見えなくなってきたので、OWLのステージが始まる前に、出入り口のすぐ脇に移動。
そこに立ってれば、前に2、3人座ってるお客さんがいるだけなので、楽に見られるはず。
しばらくして扉が開く音に振り返ったら・・・・・・ぎぇっ! 目の前にげんたさんがっ!!
もおっ、手をのばしたら押し倒せるくらい近く(←このたとえは絶対変(^-^;)を、げんたさんが通ったっす。
・・・・・・そぉだった、小さなライブハウスではバンドさんも出入り口から入るとこが多いんだった。
ううぅ〜ん、はじまる前に、早くもノックダウ〜ン......\(
><)シ・・・ううっ、プリーズ・レスキュー・ミー(爆)
お二人が舞台上の位置に着いたところを見てみても、めっちゃ近い〜!! すぐ目の前に座ってるぅ。
もおっ、手をのばしたら、押し倒せるく・・・バキッ!!☆/(x_x) <も〜、ええっちゅうねん(爆)
今夜のげんたさん、ヒイキの引き倒し無しで客観的に見ても、すっげ〜かわいかったっす。
マジで『高校生ゲンタの役』にキャスティングしたいくらい。(映画化されると勝手に信じてるワシ(^-^;
昔、身近な人用に「OWLのライブレポ」を手書きしてた頃みたいに、
イラストで説明できたらすぐわかってもらえるのになぁ。いや、ほんまに、
潮のイチオシ髪型でもある「オーソドックスに前髪を垂らしたショートヘア」が、よく似合ってた!(^-^)。
それはさておき・・・・・・
ライブ1曲目は「ユウレイの歌」
初めてライブを見に行った頃から大好きな曲だったので、イントロから胸がどきどきしました。
狭い空間の中に、アコギの音とげんたさんの声が、ほどよくミックスされて広がっていきます。
保さんのギターも、アコギのほうが、よりいっそう透明感が際立ってステキかも。<だよ〜ん、いけぴょん(^ー^)ノ<脱兎!
で、同じく「あしたは晴れる」というアルバムに入ってた「In the world's end woods」が2曲目。
う〜ん、すごく懐かしい感じ。このアルバムが出るのを待ってた頃ってのが、
OWLのファンになってから一番テンションが高かった頃なので、感慨深いものがあります。
と、思っていたら、もっともっと感慨深い曲たちが続々と・・・・・・。
OWLの4thアルバムと5thの出る間にファンになったワタシには、本来、知り得ないはずの曲・・・・・・、
昔のライブレポや「Beat Kids」の一番最初の読者であるKUMI姉さん(誰の姉さんかは企業秘密(爆))
に、コソッと聴かせてもらったThe Hot Rods時代の曲を、潮はめっちゃ気に入ってしまいまして、
「CD化されてないから著作権は大丈夫ですよね」(←アマチュアだった癖に偉そ〜(^-^;)なんて言って、
小説中のバンドに演奏させたり、BGMにして小説を書いたりしてました。<原稿用紙に、ほんの800枚ほど、ねd(^-^)。
バンド名こそ違え、ボーカルの名前は、あからさまに「ゲンタ」だし、ドラムは「エイジ」だったし
それは、まさしく「Beat Kids」シリーズの原型になる物語たちでした。
その「『Beat Kidsのもと』を生み出した曲たち」が、次々と演奏されていったのです。
「K」
聴くたびに、イニシャルが「K」になる名前をつけてくれなかった親を恨みたくなる曲(激爆)。
いや、とっても穏やかな曲調のラブソングなんです、実際は。
〜♪きみの気に入る メロディーを教えて きみの気に入る フレーズを教えて〜
の「教えてぇ」←の最後の「ぇ」の部分の声のカスレ具合が大好きです。<文字で読んでもわからんがな(;^_^A
「Even if you love somebody」
「BK2」に出てくるKちゃんとは別人キャラだった、ゲンタの恋人役の「Kちゃん」のテーマにしてました。
Hot Rods時代の曲で、最も好きな曲の一つ。「BK3」の中で、エイジたちに
演奏させてみたい・・・・なんて思ってるんですが・・・・・・<いいっすか?<ここで訊くなよ(ーー;)
あ、それと、うちら主婦バンド「FLAP JACK」で、この曲コピーしてみたいんですよね。
以前、潮がベースだった頃にちらっと「このベースけっこう難しいよ」って、げんたさんに言われた
記憶があるんですが、最近、うちにもキャリア長いベーシストが加入してくれたもんね〜。
ふっふっふっ、いつか絶対「完コピ」したるっ! 首を洗って待っていろっ!<なんでケンカ腰やねん(ーー;)
順番が前後しましたが「シトロン」は「あしたは晴れる」に収録されていた曲。
順番が前後する・・・といえば、「シトロン」と「Even if〜」のところで、
(げ)「次はちょっとあっぷあっぷの曲」 (た)「え? 次、それすんのか?」
(げ)「あ、次は、これ、やった方がええかな?」 (た)「んー、こっちにしようや」・・・・けっこ〜延々なので後略。
この『あれ』とか『それ』とか『あっぷあっぷの曲』とか、代名詞のオンパレードになっちゃう
二人の会話が、とってもOWLらしく(?)てカワイイんですよ〜(笑)。やっぱライブはイイよねぇ。
ちょっと前奏のアレンジが以前のと違う感じだったのが「百年ののち」。
歌に入ってやっと「あ、これか」とわかったドン臭い潮だったってことは、絶対秘密でぇい!(自爆)
どの歌のボーカルも今日は声が伸びてて素晴らしかったんですけど、見た目で言うと
〜♪(ぼくなら)ここにいるよーー ひゃくねん きみをーー 〜
のところで、げんたさんがマイク食っちゃいそうに見えました(爆)。
次が、たぶん潮は初めて聴く曲。題して「電波塔」<こら、勝手に題をつけるなo-_-)=○)゜O゜)
OWLの曲にはけっこう多いんですが、そんなに劇的な悲しいフレーズとか、なくても
聴いてるといつのまにか、心のどっかが「ずきん」と痛むような曲です。
正式なタイトルは、なんなんだろう?
最近のライブでは必須の曲 「夏の日」。
〜♪「今日も暑くなりそうだね」と きみは冬に笑う〜
・・・・・・もしかして、異常気象(超暖冬)の歌? <んなわきゃね〜っ!バキッ!!☆/(x_x)
正直、げんたさんの詩的・叙情的な才能を、叙事的(或いはお笑い的)文章しか書けない潮には
完全には理解できていない気がします。だって「なんで冬に暑いの〜?」って訊きたくなっちゃうし。
でも、わかんないなりに、今では、聴くと、とっても「ずきん」とする曲なのです。
文章で理解できなくても、誰だって「感じ取る」ことはできるのかも。
最後の曲の前に、げんたさんが、去年、親しいお友達が何人も病気や事故で亡くなられた
という話を語ってくれました。―fishmansの佐藤さんと、あともうお一人は存じ上げない方だったので
お名前を忘れましたが― 亡くなってしまった人たちはもう歌えないし、
ファンもこの先、もう絶対その人の新しい歌を聴くことが出来ないんだと思ったら、
歌い続けることができるってことは、とても、ありがたいことだと・・・。(細かいとこ、違ってるかも、です(^-^;)
そのお友達たちのために歌ったのが「Sunday, Goody
Penguin」。
〜♪ 霧雨が波に寄りそう 風が鳴る わけもなく泣きたいよね おもいきり 泣き出したいよね 〜
泣いてしまいました、ついに、この曲で。
私自身の中にも、いろんな思いがあって、バカそうに元気そうに見えても、実際はギリギリだったので。
涙ぼろぼろになったら、みっともないと思ってこらえたら、全部ハナミズになっちゃった(爆)。
でも、泣いたり、たくさんの「ずきん」を受けとめたりするのは、一見暗いように見えて、
ほんとうは、元気で強くなれるための、一番いい方法なのかもしれないね。
生きていくことは、絶対に、間違いなく、すばらしいことです。
でも、ときどき、とても、つらいことがあります。
受けとめきれないほどの、痛みを受けとめなきゃいけないときもあります。
でも、痛みを痛みと感じる心があるからこそ、
うれしいときや楽しいとき、笑うことができるんです。
これからも、たくさんの「ずきん」を、感じたいな。OWLの歌で。
でもでも、ラブリーでスイートな歌も、とっても好きですよん(笑)
アンコールは「fresh clean & sweet」。歌うのが恥ずかしい曲、だそうな(爆)。
アンコール前のMCで、またも「OWLらしさ」大爆発!
長野で出演したライブハウスは、とても珍しい雰囲気の所で、ロンドンのクラブみたいに
参加費を払うと誰でも何曲か演奏することができるというもので・・・・・・と、げんたさんが話してるのに、
保さん、ギターのチューニングに夢中で聞いちゃ〜いねえ(爆)。
「おまえ聞いてへんやろ」とスネるげんたさんも、かわいっ♪ ・・・と思ってたら、
その話を引き継いで「おもろかったよな。あるバンドが、マジでケンカしはじめたりなぁ・・・」と
保さんが、そのライブの詳細をしゃべりはじめたらば、今度はげんたさん、聞いちゃ〜いねえ(爆)。
すばらしいです〜、このコンビネーション(激爆)。
そして、恒例の「ライブ予定わかってないや〜ん!」のコーナー。<いつできたん?そんなの(笑)
「今度、4月12日に京都の「都雅都雅」でライブありますので、よかったら〜来て下さい」
・・・・・・ええんやな〜、ほんまに「12日」に行っても(大爆)。
ホントは4月2日(日曜)が正解ですので、皆様お誘い合わせのうえ、一緒に行きませう。<文章がへーん(^-^;
生OWL、生げんた、絶対必見・必聴の価値アリですので(^_^)v
「fresh clean & sweet」のラストのところは、「みんなが歌わないと終わらない」
ってことでしたので、潮は思いっっっっきし歌いました(笑)。
今歌うと恥ずかしい、んだそうですけど、そんなことないっすよー。
まだまだ若・・・く見えるんだから(爆)。(若い、と言わないところが正直過ぎ?(^-^;)
すっごく楽しい雰囲気で終わったので、なんか「一粒で何度もおいしい」ライブでした。
げんたさん、保さん、ありがとう 〜(^_^)v
最後に、読んでくださった方へ。
OWLを御存知ない「Beat Kids2」ファンの方は、ぜひぜひOWLのCDを聴くかライブに行くか、してみてね。
「Beat Kids2」を御存知ないOWLファンの方も、もしも、気が向かれましたら、一度読んでみてくださると嬉しいです(^-^;。
★マークの曲はアルバム「あしたは晴れる」 ☆はマキシシングル「夏の日」を買うと聴けます。
CD&ライブのことは、リンクページからさんのHPに飛んでね。